HOME > WORK > Close up WOMAN 第3回
あなたは何人の日本人ダンサーをご存知だろうか。海外で活躍するダンサー達が増えてきたとはいえ、日本でダンス1本で食べていける人はいったい何人いるであろう。 日本のダンサー市場は非常に厳しい。ダンサーを育てる土壌がほどんどないのが現実であり、職業にしていける人はほんの一握りである。 そんな現在のダンサー事情を改善できる原動力のひとつになれればと彼女は言う。小さな力も重ねていけば、やがて大きな力に変わる。地道な努力がいつか日本のダンス界を変えていくかもしれない。 若い頃は好きなダンスができれば、それでよかった。後先考えず無我夢中でダンスに打ち込んだ。今どきの若いダンサー達と同じように・・・。その気持ちを持ち続け、その生活を続けていたら、今の私はいないかもしれない。でも、そうできなかった。 ほんの少し後悔していると彼女は言う。しかし、今の彼女を見れば誰もそんな事は思わないのではないだろうか。 美しく凛としたその姿を見れば、彼女の人間の厚みというものを感じずにはいられない。